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  なぜ春に咲く花が多いのか 2022/04/07
 今年も桜の季節がやってまいりました。
 2022年の開花状況は、広島県では3月21日と例年通りか少し早く、また昨年度と比較すると10日遅い開花となりました(参考:気象庁「2022年のさくらの開花」より)。
 私も早速、桜を見るべく近所を散策しました。
 開花が発表されてから最初の週末でしたが、どの桜もほぼ満開を迎えており、また、その他の植物の花の色合いもありとても綺麗でした。
 春に咲く花が多いのはなぜでしょうか。
 ごく限られた樹種を除き、樹木は1年間を規則正しいサイクルで生活しています。
 花を咲かせるためには多くの栄養が必要であり、いくつもの条件を満たさないと、さくことができません。その条件を、多くの植物が、一度に満たすことができるのが、春ということになります。

 多くの樹木は、春に芽吹き、新葉が開いて新枝を伸ばす、これが「芽だし」と呼ばれる時期です。この新枝は6〜7月に一時的に生長(植物が育ち大きくなること)を止めます。これは「新芽がかたまる」時期です。8〜10月の時期は、光合成によってつくられた栄養をもとに枝や幹が太く充実します。また初秋の気温が春と同じくらいになる頃、樹種によっては再び新枝が伸び始めます。11月頃になると、落葉樹は葉を落とし枝のみの姿となり、常緑樹の葉は色褪せます。そして、厳冬の時期は、春の芽吹きまで休眠の時期となります。
 樹木はこのような1年間のライフサイクルを毎年繰り返しながら生育しています(参考:一般社団法人 日本造園組合連合会「造園施工必携 改訂新版」より)。
 また、春だけでなく、夏に咲くサルスベリやクチナシ、秋はキンモクセイやシロダモ、冬はツバキやロウバイをはじめ、他の季節に花を咲かせる樹木もあります。
 新型コロナウイルス感染症の影響が長引くなど、まだまだ気が抜けない状況ではありますが、サイト等には載っていない、地元ならではの穴場スポットを探してみるのも面白いかもしれません。



 
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