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ボランティアによる権現山憩の森整備
ボランティアによる権現山憩の森整備(令和3年3月)
安佐南区では「自然と共に豊かに暮らし、交流するまちづくり」を進めています。
秋には「権現山憩の森」の整備活動(竹の間伐や遊歩道整備など)を行うため、ボランティアを募り、自然との積極的な関わりを希望する方々に、森林整備を体験してもらいます。森林の維持管理や自然環境保全への理解を深めてもらうとともに、その活動を通じて、権現山憩の森「本来」の美しさや楽しさを実感していただきたいと思っています。
例年は年4回実施していますが、令和2年は新型コロナウィルス感染拡大防止対策等の影響により、10月10日(土)と11月14日(土)の2回、市民ボランティア延べ36人にご参加いただいて、森林組合の方のご指導により整備活動を行いました。
(写真は、10月10日の遊歩道整備の様子です。)
10月10日は、園地広場の周りで遊歩道整備を行いました。作業場所が16世紀の山城「中城(なかのじょう)」跡のため、市文化財担当の確認のもと作業を進めました。枯葉や倒木の片付けの後、山鍬で歩道を作設し、傾斜がある所は丸太階段を設置しました。
参加者からは「憩の森の整備は楽しいし、やりがいがある。」「作業がある時はまた来ます。」などの声をいただきました。
11月14日は、竹林に向かうアクセス道を整備しました。散乱した倒竹等の片付けを行い、山鍬で土を削ったり盛ったりして歩道を作設しました。
参加者からは「憩の森が綺麗になると嬉しい。」「次回の竹林整備が楽しみ。」などの声をいただきました。
熟練した指導員のもとで行う森林整備活動では、安全作業の基本を学びながら整備方法を実習でき、かつ、参加者はお互いの体調を気遣いながら無理なく作業を行うことができます。
また、自然や森林に関心のある方々が参加されていますので、誰かが話題を切り出すと、話に花が咲き、お互いが情報を発信し合って知識の向上にもつながります。自然の中で、和気あいあいと活動が行われる雰囲気がとても素晴らしいです。
この「ボランティアによる権現山憩の森整備」は、6〜7月頃に広報誌(市民と市政)などで参加者を募集する予定です。
山や自然を愛する人の参加をお待ちしています。
11月14日のアクセス道整備の様子です。
ご承知のとおり、昨今、市域内では市民ボランティアによる様々な団体が、森林環境教育や身近な里山の整備などに積極的に取り組まれています。
関心のある方には、各団体が主催するイベント等にぜひお気軽に参加していただきたいと思います。
情熱を持って取り組んでおられる方々のお話は、とてもわかりやすく、内容が豊富で、より興味をそそられます。
また、自然の中で目的を持って行う作業は、喜びとやりがいを感じ、とても清々しい汗をかくことができると思います。
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