鹿ケ谷ふれあい広場の惨状
詳細
8月14日の大雨が鹿ケ谷ふれあい広場を襲いました。
あくる日の15日に早速、現地に赴くために、春日野団地から降りると川が氾濫し、道路は決壊して向こう岸には渡れず、引き返しました。そして、山本八丁目側から現地を目指しました、ため池の手前に車を置いて、徒歩で登りました。途中道路の決壊したところも人は歩ける状態でしたが、川の土砂は流され、道路よりも5~6m以上も掘れて深い谷になり、スギやヒノキが倒れ、太い木が根元から折れていて、濁流の凄ましさが、連想され、身震いがしました。そして、鹿ケ谷ふれあい広場に到着しましたが、渓流沿いにあった池、太鼓橋、水車は跡形もなく、がっくりしました。
鹿ケ谷ふれあい広場の渓流は池のほとりにもみじや桜があって、木陰にはベンチがあり下界に比べると涼しくて凌ぎやすいところでした。
このように土石流が流れ、その凄まじさが伺えます。
これが被災前です。
青原庵のひさしが1本倒木でぶっ飛んだのとその横の物置小屋がつぶれたくらいでほかの建物は無事でした。
鹿ケ谷ふれあい広場の被災箇所の全景です。
炭焼き窯の手前左側が崩れて、電柱が倒れました。
炭焼き窯の前にも流木があります。
炭焼き窯のところの下流側はこんな状態です。池も流され、こごみ園も土砂で埋まっています。
上の池もなくなって、水車を支える石柱は木を石に交換したので100年は大丈夫と言っていましたが、水車ごと流されて、影も形もありません。
キノコ栽培園のあったところです。たくさんのシイタケやナメコができていましたが、何にも残っていません。
鹿ケ谷ふれあい広場の最上部の竹やぶのあったところですが、更にその上が土石流の発生箇所のようです。
この情報は、「NPO法人里山環境保全みどり会」により登録されました。