ひろしま森づくりコミュニティネット森づくりブログ元宇品公園(令和4年11月)

元宇品公園(令和4年11月)

公開日:2022年11月01日 最終更新日:2023年07月05日
登録元:「統括団体(広島市経済観光局農林整備課)」
 先日、南区にある元宇品公園を散策しました。元宇品公園の大部分は瀬戸内海国立公園特別地域に指定されており、原生林や自然海岸が残る場所です。原生林とは人の手が加わったことの無い自然のままの森林のことで、貴重な場所です。
 元宇品公園には駐車場があるので、自家用車で行くことが出来ます。また、公共交通機関を使って行くこともできるので、気軽に自然を満喫しに行くことができる場所だと思います。
 私は今回バスで行きました。バス停からしばらく歩くと、森の中に入っていく階段があります(海岸沿いに出る道もあります)。階段を上ると、森の中の遊歩道に出ました。
 天気も良く、暑い日でしたが、陽の光が木々に遮られて影が出来ていたので、とても涼しく、快適に歩くことが出来ました。森の中には、国有林であることを示す看板がありました。
 道に沿って歩くと、海岸に出ました。この日は暑かったこともあり、釣りを楽しむ人の他に、海辺で遊んでいる人もたくさんいました。
 海沿いでは、海食崖(かいしょくがい)を見ることができます。海食崖とは、海の波による浸食でできた崖のことで、現在の海水面より数m高かった約6,000年前の縄文時代にできたと考えられているそうです。
 瀬戸内海の景色を眺めながら海岸沿いを歩いていくと、森の中の灯台への遊歩道が現れます。森の中に入ると、海岸からそんなに離れていないのに波の音が小さく静かになり、全く別の場所に来たかのようでした。
 少し歩くと、灯台と立派なクスノキに到着しました。左右に大きく枝葉を広げたクスノキは、とても迫力がありました。
 皆さんも、比較的訪れやすく、森も海も堪能できる元宇品公園をぜひ楽しんでみてください!

詳細

この情報は、「統括団体(広島市経済観光局農林整備課)」により登録されました。

この記事をチェックした人はこんな記事もチェックしています