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鈴ヶ峰憩の森登山録

公開日:2021年06月22日 最終更新日:2023年07月05日
登録元:「統括団体(広島市経済観光局農林整備課)」
 先日広島に来て初めて一人で登山をしました。友達とおしゃべりをしながら登山するのも勿論楽しいですが、たまには一人でのんびりと自分のペースで登るのもいいものですね。
 梅雨に入ってから、雨の日が続いたり、真夏日のような気温になったりと、天気の変化が激しいように思います。梅雨といえば雨が降り続いてジメジメとしたイメージですが、そんな時期にも様々な植物が花を咲かせています。その中から先日の登山で見つけた花をいくつか紹介したいと思います。
 まずはアジサイ(ミズキ目アジサイ科)です。
 アジサイは土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わることで有名ですね。一般に「酸性ならば青色、アルカリ性ならば赤色」に変わるとされていますが、アジサイには「アントシアニン」と呼ばれる色素が含まれており、土中に含まれるアルミニウムと結合して青色に変わります。
 続いてはキョウチクトウ(リンドウ目キョウチクトウ科)です。
 キョウチクトウは乾燥や大気汚染に強いため、緑化樹や街路樹としてよく用いられます。広島市では、原爆からの復興のシンボルとして広島市の花に指定されていますね。
 しかし葉や花をはじめとする全ての部分に強い毒性があります。嘔吐や下痢などの中毒症状を起こす恐れがありますので注意が必要です。
 最後はヤマボウシ(ミズキ目ミズキ科)です。
 ヤマボウシの名前は僧兵が白い頭巾をかぶっているように見えることから名付けられたといわれています。
 またヤマボウシは梅雨時の花の他にも秋の結実や紅葉など一年を通して楽しむことができ、手入れも比較的簡単であることから、庭木としても人気が高いです。
 今回の登山はひろしま森づくりコミュニティネットに掲載されている「広島南アルプス大縦走(鈴ケ峰~大茶臼山コース)」を参考に登山しました。
 鈴ケ峰山頂から見える瀬戸内海の景色はとてもきれいでいい気分転換になりました。
 今回は鈴ヶ峰しか登ることができませんでしたが、次回はゴールの大茶臼山の展望台まで登る予定です。
 皆様もぜひ参考にされてはいかがでしょうか。

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この情報は、「統括団体(広島市経済観光局農林整備課)」により登録されました。

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