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広島市森林公園の紹介とサクラの植樹活動

公開日:2021年04月02日 最終更新日:2023年07月05日
登録元:「統括団体(広島市経済観光局農林整備課)」
 広島市森林公園は、「広島市内にいちばんちかい、森のくに」のキャッチフレーズのもと、市民が森林に親しみ、憩い、自然を観察し、合わせて林業に対する理解を深めることができる施設として、平成元年11月3日に開園しました。
 特に、公園内にある「こんちゅう館」は、生きた昆虫を展示するコーナーや色とりどりのチョウが一年中舞うパピヨンドームなどがある、中四国唯一の昆虫の展示に特化した施設で、昆虫マニアの方々だけではなく、昆虫初心者の方々にも訪れていただいています。
 また、公園内には、ロープで編んだ高さ11mのザイルクライミングや、谷川に架かる長さ36mの吊り橋「ワンパク橋」など、スリル満点の遊具があるほか、グランドゴルフ場やバーキューができるディキャンプ場、ドックランなどもあり、様々な年齢層の皆様に、安全に楽しく過ごしていただける施設となっています。
 公園内の芝生広場や園路周辺には、春はサクラ、ツツジ、ハナミズキなどが咲き誇り、秋はカエデ、メタセコイヤ、ナンキンハゼなどの紅葉が楽しめます。
 中でも、園内の約50種、1500本以上のサクラは見応えがあり、県内でも有数の見どころとなっていることから、春のシーズンには多くの皆様にお越しいただいています。
 広島市森林公園は、開園から30年を経過し、多くの市民の皆様に愛される施設となりました。

 今回は、この森林公園に地元の園児の皆様がサクラを植樹してくれた話題を紹介したいと思います。
 令和3年3月15日、公園の地元にある福木幼稚園の33名の園児の皆様が森林公園に桜を植樹してくれました。
 この取組は、馬木地区社会福祉協議会が、コロナ渦の影響を受ける地域の活性化を目的として、市の補助金を活用して企画してくださったものです。
 植樹は、晴天のもと、園児と先生、保護者の皆様のほか、同協議会、JA、馬木公民館、区役所など多くの皆様に御参加いただき、盛大に実施されました。
 今年度、園児さんは、新型コロナウイルスの影響で、多くの行事が中止になったそうです。この度、卒園記念行事として植樹が出来たと喜んでくれました。
 植樹されたサクラは、河津桜(カワヅザクラ)、小彼岸(コヒガン)など、全10種類、34本です。
 また、大きい苗を植樹してくれましたので、いきなり今年から花が咲いたものもありました。
 この取組を企画してくださった皆様、植樹の御参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
 植樹をしてくださった皆様には、サクラの成長を確認するために、度々公園を訪れていただきたいです。
 森林公園が、サクラの見所としてより一層魅力的な施設になるよう、これからも頑張っていきたいと考えています。

【サクラ植栽品種(10品種)】

◎早咲き・・・・河津桜(カワヅザクラ)、小彼岸(コヒガン)、寒緋桜(カンヒザクラ)
◎やや早咲き・・江戸彼岸(エドヒガン)、陽光(ヨウコウ)
◎同時咲き・・・神代曙(ジンダイアケボノ)、小松乙女(コマツオトメ)
◎やや遅咲き・・舞姫(マイヒメ)、一葉(イチヨウ)
◎遅咲き・・・・関山(カンザン)
(咲く時期は、ソメイヨシノを基準としています。)

詳細

この情報は、「統括団体(広島市経済観光局農林整備課)」により登録されました。

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