ホタル観賞

　山本川のホタルは絶滅していた。これを里山環境保全みどり会の稲田会長の飼育槽で大切に育てて、山本小学校の児童が餌となるカワニナ採りや大きく育った幼虫の放流するなど努力を重ねてだんだんと増え、たくさんのホタルが見られるようになった。
しかし度重なる豪雨の為、そして、この濁流が山本川を流れるときに、川底も側面も石積みで、幼虫の避難場所がなく、みんな流されてしまう。水生昆虫と呼ばれるカゲロウの幼虫、ヤゴなども少なくなっている。そして、ホタルの飼育もできなくなって、毎年実施していた行事、コロナのせいもあるが、カワニナ採りやホタルの幼虫の放流もできなくなった。SDGｓで自然を考えるとき、開発目標が見つからない。

乱舞が見られたころ

この合流地点ではよく見ることができる。ことしはどうかなあ～～と期待と不安で行ってみた。

６匹を確認した。
何とか今年も見ることができた。

稲田会長が飼育していた頃の水槽だが、今は飼育する人はいない。

山本小学校の４年生の児童がカワニナ採りをしていた頃。
昨年も今年もしていない。飼育していないのだからカワニナはいらない。
でも、山本川の環境学習はして欲しい。

この場所で見たのだが写真には映っていない。