|
その1、団地の横の細い坂道、道の脇の溝にはイガイガの帽子(殻斗(かくと))や大きな丸いドングリがたまっています。このドングリは9月の終わりごろに熟すクヌギ又はアベマキのドングリです。
小さな子どもの時には一番魅力的に見えました。たくさん集めてきて穴をあけてコマを作ってやじろべえを作って、と考えながら集めていました。 |
|
|
ただ、子どもにありがちのことですが、集めるだけ集めて満足してしまうので、ビニール袋に入れて玄関に放り出したまま忘れてしまい、2〜3日して虫が歩き回っているのを発見した母に怒られてからは、洗面器で水につけて風呂場に置いておくのが我が家のルールになっていました。 |
|
|
その2、公園の横の林、つるんとした帽子の細長いドングリが見つかります。このドングリはコナラのドングリです。
熟す時期は10月中旬なので、写真を撮った日(9月下旬)は、まだ緑色でした。 |
|
|
この公園のすぐ横にコナラの多い林があり、カブトムシを捕まえる条件がそろっています。7月の初め、夕方頃に公園の外灯のすぐ横の木にトラップを仕掛けておくと、夜8時ごろには高確率でカブトムシが捕まります。 |
|
|
結構穴場なのでたまにトラップを仕掛けている子どもを見ることがあります。ただ、夏休みの終わりにトラップを仕掛けているのを見た時は、心の中で「無理だ、もういない」とつぶやいてしまいました。 |
|
|
その3、公園、黒っぽくてコロコロしているアラカシのドングリです。
このドングリは11月の終わりごろに熟すので、あまり秋に集めて遊んだイメージはありません。真冬でも結構きれいな状態で転がっているので、子どもとお散歩しながら拾っていました。
子どもが小学生になっても、洗濯前のポケットをチェックするとコロコロと出てくるドングリでした。 |
|
|
その4、少し離れた公園、子どもの頃に拾ったことはないのですが、クヌギと同じころに落ちているマテバシイのドングリがあります。
きれいな形、殻が固いので虫がいない、帽子も枝の形で落ちているという条件が、特にクリスマスリースの飾り用に向いています。 |
|
|
ただ、殻が固すぎてコマを作ったりして遊ぼうとしても、子どもでは穴があけづらいという点があります。上手に穴を開けることができたら、何年も割れることもないので、子どもの宝物入れの中にずっと入っていました。 |
|
|
子どもの頃からの思い出をたどりつつ、ドングリを見て回りましたが、9月の終わりから10月にかけては蚊に刺されやすい季節です。
特に子ども連れのお散歩は長袖、長ズボンと虫よけを忘れないようにしてください。 |
|