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  里山あーと村 森のジャズライブ♪は、里山森づくりの延長線(2008里山あーと村 森のジャズライブ実行委員長  横倉恒利氏) 2008/08/01
<森ジャズ開催の秘話>
 スタートは2001年。鬱蒼とした森をみんなで手入れをしたところ、すり鉢状のギリシャアテネの円形コロシアムのような地形が出現した。
「ここでジャズライブをしたいね。」 の雑談から始まった企画だった。初のジャズライブ開催の夢にむかって地元・参加者・行政が一丸となり仮設のステージと60脚の丸太ベンチを造り、そして国内外で活躍しているプロのサックス奏者の藤井政美さんとの出会いがあり、手づくりの里山森のJazz Liveが実現した。
<森ジャズ継続への想いが、森を生き返らせる>
 森ジャズは、今年で8回目をむかえるが、毎年毎年のライブ開催という目標が森づくり活動へとつながり、森を活き活きとさせている。森ジャズが1回で終わっていたら、会場は数年で元の鬱蒼とした森へと返っていたはずだ。
年1回の夏のイベントであるが、9月初旬には反省会と次年度の森ジャズコンセプトづくりを開始している。つまり、里山あーと村の自然豊かな四季を感じながら、心あるボランティア力によって里山の森が育まれ、”里山あーと村森のジャズライブ♪”は、1年かけ熟成させている。
<森ジャズの名誉職と名物>
 私たちは、里山あーと村の広大な森を大切に育てている。地球環境維持のためにも里山の自然を無造作に壊すことは許されず、駐車場開発は最低限におさえている。一方、森ジャズでは大勢のお客さまにお越しいただきたいという思いがある。 
この状況の中、お客様の駐車をサポートしているのが、森ジャズの名誉職「駐車スタッフ」である。彼らも、本来はベンチに座って演奏を堪能したいはずであるが、このエネルギーと熱意には尊敬と感謝で一杯、である。
里山あーと村では、やさいの会・そばの会・ものづくり・森づくり・エコエネルギー・ビオトープの各部会が活動をしている。「そばの会」は、阿戸町内の休耕田を借りて里山あーと村産のそばを自分達で育て、そば打ちの練習をしているが、毎年の森ジャズでは、そば部会による「里山ぶっかけ手打ちそば」を販売し、お客さまは大変楽しみにされていて、森ジャズの名物となっている。
<森ジャズライブ開催と里山活動の意義>
 里山は、昔は生活のための薪集め、キノコや山菜取り、炭焼き等々、暮らしに密着した場であった。今は、生活スタイルの劇的な変化で、里山が変化しているのは確かである。しかし、森ジャズを聴きに来ていただき、里山あーと村の他に類を見ない活動精神で、質の高い本当にジャズを愛する人たちに贈る大人のジャズライブを通して、地球環境問題と里山づくりの重要性と楽しさを知ってもらい、里山あーと村の里山活動の意義を感じて欲しいと願っている。
 
又、森でのジャズライブなので、「小さな子共連れの家族でも、周囲への気兼ねをせずに、木漏れ日の中そよ風に吹かれてマイナスイオンをたっぷりと味わいながら、Topプロによる生ジャズ演奏はこの上なき幸せを感じる。」とのお礼の言葉をいただいている。
<森ジャズ実行委員会から御礼>
 初の森のJazz Liveの感動を大切に、毎年毎年の里山あーと村の活動部会毎の活動を通じて、多くの方の支えによって今年で8回目が運営できることに、御礼申し上げます。
 さて、8月31日(日)の ” 8th.森のJazz Live ” も、ご期待下さい。
2008里山あーと村 森のジャズライブ実行委員長  横倉恒利
http://www.gangitaxi.etowns.net/
 
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