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  『里山“武田山”と地域の人々とのつながりを大切に』(武田山の緑を守る会) 2010/10/01
里山“武田山”をいつくしむ「武田山の緑を守る会」は、県の史跡である武田山の大町側山林の再生と、会員相互の親睦、健康増進を図り、より健全な地域社会を作ることを目的に立ち上げた会である。

立ち上げの理由としては、昔からの里道が自然に返り、道としての役割を果たしていないこと。
倒木、下草、カズラが繁茂しており容易に山に入ることができず、災害を未然に防止する為にも、倒木などの除去、立ち枯れの木の伐採等をしなければならないこと。
世代代わりをしているこの時期、地権者自体自分の持ち山の位置、隣との境界がわからなくなってきていること。

この様な現状から今すぐ手を打たなければと思いが強まり、大町地区の山好きの人、地権者の方々と協同で会を平成20年6月22日に結成、活動を開始する。

まず第1回目に、山の現状を把握するため会員の有志でカガラ山周辺を調査した。
大町団地入り口の登山道から上り、カガラ山までの里道及び生活道の位置を地区の高齢者の方にも聞き、また公図を参考にして調査を行った。
第2回目はカガラ山周辺の地権者の方と同行して、各自の持ち山の確認を公図に基づき調査。
この時、シダに埋もれていた里道跡を地権者の記憶から推測、その箇所のシダを切り開くと踏み跡が続いており、後日開作した。
このほか調査、聞き込みにて、生活道、八幡山里道のコースも判明し、次々と里道の復旧が進んでいった。
 この会の拠点として「吹き通し」に標柱を建てた。
その後各要所に標柱を設置して案内標識とし、吹き通しには休憩小屋を建設。
ここを「対峙の場」と命名し、人・自然・歴史・文化が出会い、交流する場所とした。



武田山登山道案内板も設置した。
最近では梅雨末期の大雨で安佐南中学校コースからの登山道にて、沢の氾濫により橋が沢に崩落して、武田山、観音水、吹き通しへの里道が通行できなくなり、緊急に復旧作業を行った。
崩落場所は安佐南中学校登山口から約110mの地点。
なおその上部1mの所に大きくクラックがあり、同じ場所に橋を架け直すことができず、約6m下流側に丸太橋を仮設する(国交省、区役所承認)。
仮橋を設置のため立ち木を伐採し、切り出した。
また里道も橋の移動により新規にコースを設定し、約32m開削して武田山への登山者及び観音水利用の皆様が通行できるように復旧した。
期間は7月26日〜8月11日。
延べ36名で作業。
児童館祭りの様子 地域との交流面では、大町小学校3年生のカガラ山登山、同校6年生武田山登山に同行して、武田山の歴史等の勉強を行う。
そのほか大町児童館祭りに参加し、ノコギリ、クギ打ちなどの指導や、地区の方の登山に同行して親睦を図っている。

今後の活動は主として、復旧した里道の管理をする(里道復旧距離約1700m)とともに、地域の方々との交流を図るため、毎月もしくは春、秋の時期に武田山登山を行うよう検討中である。

また「吹き通し」付近は「コバノミツバツツジ」が多く自生しているので、この樹木を育てる意味において吹き通し付近の整備を行いたい。
さらに、「吹き通し」から山頂までの登山道の修復を促進し、市民の皆様の最適のファミリーコースとして愛され、親しまれるように最善の努力を重ねていきたいと念じているところである。
 
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