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  都市住民と一緒に竹林整備と地域づくり(佐伯区湯来町峠地区) 2009/11/01
1.団体設立の経緯
 佐伯区湯来町の峠地区は、住民の高齢化等により里山林が竹林の拡大を中心に荒廃し、生活環境の悪化が進んでいました。こうした状況の中、平成19年の春から町内会を中心に「たけのこ掘り大会」を開催し、まずはイベント活動を通じて都市住民を呼び込み竹林整備や地域づくりを進めていくことにしました。
 翌年8月には、峠町内会、峠生産森林組合及び広島市里山整備士が中心となった「峠の里と山の会」を、佐伯区農林課で「峠たけのこ協議会」を設立し、峠地区の将来像と活動について話し合いを行い、地域の中での問題点の解消や活性化への取り組みを進めています。
2.活動内容
(1)地域でのイベント
☆ たけのこ掘り大会 (春のイベント)
毎年春に、都市住民を募集し、たけのこ掘りを行っています。当日は、掘り出したたけのこの品評会、また、竹を使った器作りを行います。昼食は地元からたけのこをふんだんに使用した弁当が出されます。このイベントでは、たけのこを掘ることと竹を切って器を作る事により、竹林の整備(本数調整)を行っています。
☆ 里山体験アウトドアクッキング(夏のイベント)
子ども達の夏休みの思いで作りとして、都市の子ども達を募集して里山体験を行っています。まず、竹を切って当日使う器を作り、その後、川に入って昼食の魚を取る、畑に行き野菜をもぎとります。そして、地域の中心にあるお宮で、段ボール箱を使ってピザ作りをし、新鮮な地元農産物を味わいます。このイベントでも、竹を切って器を作る事により、竹林の整備(本数調整)を行っています。
☆ こんにゃく作り体験(秋のイベント)
 地域での取り組みとして、こんにゃく芋の栽培をしています。このこんにゃく芋を使ってのこんにゃく作りのイベントを、都市住民を募集して行っています。ミキサーを使っての生地作りから、大釜での湯がきまで一日をかけて行います。昼食では、地元で作った、こんにゃく中心の弁当が出されます。こんにゃくの作り方から料理まで学んでいただきます。
☆ 棚田のとんど祭り(冬のイベント)
 冬の祭典として、とんど祭りを行います。このイベントには、一年間のイベントに参加していただいた人に呼びかけ、竹の切り出しから、とんどの組立を午前中に行い。午後から火入れ、その後のとんどの火で餅焼き等を、参加者全員で行います。当日は、焼肉やお汁粉などで一年の無病息災を祈願します。
 このイベントでは、多くの竹を使用しますので、まさしく竹林の整備となっています。
(2)地域活動
地域内の潜在している資源を復活させるため。(景観、棚田、里山、農地、水資源など)
[せ海寮鞍と散策ルートづくり
 竹林を中心とした里山を、広島市里山整備士の指導により出来るところから整備し、地域を囲むように散策ルートを整備していくことにしています。当面は、地域の東側に旧街道があり、この道を中心に整備をしています。
景観美を楽しむ休憩所の設置
 ,了矯ルート沿いに休憩所を作ることにしています。このルートで地域が見渡せる場所に作る予定です。
Nせ海簔田への景観作物栽培
 地域の里山へは、桜を植栽しています。まだ、花は咲きませんが下草刈りを行い、将来、花見の名所となるようにがんばっています。休耕田等は現在草刈りのみをしていますが、和牛の放牧、ひまわりやコスモスなどの景観作物を栽培する事も予定されています。
ぅ轡ぅ織浦惑
 特産品の開発として、シイタケ栽培に取り組んでいる。現在は、ほだ木の切り出し、シイタケの菌打ちなどを行い、本格的な収穫を楽しみにしています。今後は、乾燥シイタケ等の試験を実施していく予定です。
イ海鵑砲磴栽培
 湯来特産のこんにゃく栽培を特産品の開発として取り組んでいます。現在はイベントでの使用にとどまっていますが、生産の拡大や、商品開発を検討しています。
γ楼茲里宝発掘(お水の水汲み場の整備)
 古くから地域の宝として「皮膚病によく効く」「目の病気には大変な効能がある」等言い伝えられてきた「お水」の整備である。現在の道路改良などの影響か?一年中出ていた湧水が枯れてしまって久しくなっていますが、今回、整備に入ったところ、大昔に祭られていたと思われる首無し地蔵が出てきました。今後、祠や水汲み場の整備をし、将来へつなげていくことにしています。
 
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