NPO法人里山環境保全みどり会
                               

マキ割り

たくさんの木をいただいた中に炭にするコナラがあった。チェンソーで短く切ったが根元に近い部分は直径が5〜60cmもあって、このままでは炭焼き窯に入らない。

 
   

しばらく放置していたら乾燥して木に割れ目ができた。
この割れ目に木割矢を入れて、手斧でたたくと木割矢は反動で跳ね返ってしまう。
大きな、やっと持ち上がるような鉄ハンマーで木割矢をたたくと木に押し込むことができた。更に隣に木割矢を打ち込む。3本、4本と打ち込むとだんだんと広がって、横に転がしてまた打ち込む。反対側にも打ち込む。これを繰り返すと見事に割れた。
この作業を繰りかえし、小さいものは2分割し、大きいものは4分割にした。
このようなでっかい木を人力で割るなんてすごいことである。
昔はみんなこうして割っていたのであろうが、最近は機械を使うので、こんなことはしないだろう。

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