寺山公園をつくろう会
                               

原爆被爆者慰霊碑の移設

広島市原爆被爆者競技団体可部支部によって建立された木製の慰霊碑が経年劣化により腐食し、団体も高齢化により継承者もなくなり休眠状態で放置されていました。
寺山公園を清掃管理している「寺山公園をつくろう会」は、団体と協議し当会が管理を継承するとともに、多くの人が集まる寺山公園の見晴らしの良い場所に建設を計画し、新たに石碑の制作に取り掛かりました。
86の日、多くの原爆による罹災者が救いを求めて可部の町に溢れていました。その場で死に絶える人、無差別に川原で荼毘にふされた人、原爆死した可部の若者たち、この悲惨なる惨状を末永く風化されることなく可部の歴史として刻み込まれた慰霊碑は、広島可部ライオンズクラブの支援を受けました。
寺山公園をつくろう会の素晴らしき仲間により、可部の町を眺める場所に、すべて手作りによる敷地の整理、台座を構築し立派な慰霊碑を建立することができました。

 
   

移設場所の選定
慰霊碑の移設
敷地造り
基礎の構築
石碑の建立
荼毘した根の谷川の石
除幕式
除幕

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