やのみー探検隊
                               

絵下山生き物観察会2015春編

2015年4月18日(土)、安芸区役所主催の観察会に山道ガイド役として参加しました。
講師は広島野生生物研究所の東常哲也所長。安芸区各地の児童14人が参加しました。
絵下山では、この時期限定で「春の女神ギフチョウ」が現れますが、近年は「見られるとは限らない状態」となっています。

午前9時、頂上広場に集合。
なんと、集合場所のすぐそばにいきなり現れました。
この子です。
ギフチョウは、この辺りに多く自生するコバノミツバツツジを吸蜜しますが、地面にあるナガバタチツバスミレを吸うこともあります。
植物の長い名前を一生懸命メモしました。
また別の場所で、ギフチョウに出会いました。近づいてもあまり逃げません。逃げても同じ場所に戻ってきます。全員、ゆっくり観察することができました。
サンヨウアオイの葉は、ギフチョウが産卵し、幼虫が食べますが、その花はとても地味。
この日は3時間ほどの間に、5頭のギフチョウに出会いました。
1日でこんなに見られるのはまれなことです。
最後に感想文を書いてもらいました。
もし、絵下山のギフチョウが絶滅したとしても、子どもたちの記憶には残ることでしょう。

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